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 法律相談について、14回目ですーー

今日は 「相談者対応で注意する点」 です。

 

 相談者の抱える問題点を把握し、回答するには、紛争の相手方を知るのと同じくらい相談者を知らなければなりません。

 もめ事は、一人で自然に発生する場合はむしろ少ない。

 紛争の火種が自身にもあることを知らない、気が付かないことも…

  

 そういうときに注意する点は、、

 

 1 紛争の原因を理解できるか

 2 自身の置かれた状況・状態を理解し、説明できるか

 3 他人の言動を非難する一方で、自身の言動を省みないか

 4 個性を超えて、固定的な考えではないか

   説明を重ねても、意見、説得、説明を一切受入れない

 5 意見・意思を定められない

  (認知症、精神障がい、セルフネグレクトなどのときは別途対応を

   要します)

  ・・決定力に問題がある

  ・・他の意見に振り廻される

   (もちろんセカンドオピニオンを求める権利がある)  

 6 権利意識、被害者意識が非常に強い。勝って当然と思う

 7 遵法意識の低い。判決や決定が出ても従わないと発言する

 8 早急な解決を求める

  ・・権利の実現には時間が必要です。解決を急ぐと良い権利実現が

    出来ないことがあります。

 9 事件の解決が他人任せである

  (自身の解決事項であることの認識があるか)

  ・・会議開催に不熱心で、依頼者からの情報収集や、意思の確認が

    スムーズにできない

 

 一方、弁護士は、相談者・依頼者から高い職業意識を求められていることを忘れることができませんね。

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