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法律相談について、13回目ですーー
「相談者に対する姿勢」に続き、
本日は「相談における姿勢は、感情を入れない」です。
感情を入れない……そんな冷たい人に相談したくないと言われそうです。
突き放した態度は厳禁、うんうんと 聴く耳を向けなければなりません。
相談者・依頼者は、自分の話を、弁護士はどう受け止めているか、顔の表情をいつも気にしています。
冷め過ぎると、相談者は口を閉ざすようになります。
感情を入れ過ぎると、今度は、当事者目線になり思考が移って冷静な判断ができなくる(当事者がつねに冷静でない、というわけではなく、異なった観点からの見方ができなくなる)。。
熱い当事者と冷静な弁護士でなければ事案を解きほぐすことはできません。
相談者の話の矛盾点や、説明不足の点は指摘して、突っ込んだ質問が不可欠にもなります。
ポイントは、共感はするが、同調しない。
厳しすぎず、迎合もしない。
信じるが、信じるために疑うこともする。
いざという相談時細心の注意で臨むことですね。
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