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 法律相談について、12回目ですーー

 本日のテーマは 「相談者に対する姿勢」

 依頼者との対応の姿勢はよく、問題にされます。

  弁護士に相談したら、上から目線で。。。。とか

  敷居が高い、よく話を聞いてくれない、など、耳の痛い指摘。

 町医者のような弁護士、親しみのある法律事務所であるべき。

 

 評価するのは、弁護士と向き合う 市民 ですから、弁護士の基本的姿勢を意識していなければなりません。

 

1 法律的知識、専門用語を多用しない

  専門的話しは理解しやすいように説明を加える

2 差別用語・言動に注意

3 比喩、例えは、差別や侮辱になることがある、慎重に

4 相談対応時間が短すぎてはならない

  来所していただく場合の相談時間は1時間を最低基準に確保する

5 相談者の相談の真意を探る

  しっかり、本音ずばりを聞いて貰えないと、消化不良になります。

 

 法律的解決を目的とせず、聞いて欲しい、納得したいという目的のこともあります。

 そのような場合は、内容証明通知発送、裁判手続き等の説明で終始せず、

法律状態・法律関係のベースにある家族・親戚・会社、様々な社会での付き合い方、対処の仕方等に掘り下げて、納得の得られる助言等を心がける。

 事案として、相手方に分があったり、相談者に非があるケースであっても、相談者は落ち着きどころを探しています。

 

 ここにあがることは、普通の面談等の姿勢といえます。

 弁護士は、基本を忘れがち。これを意識することが最大の注意点でしょうか。

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